鏡の先の銀河鉄道
 まるで、自分という存在について考えることを拒否すかのように頭痛がましていく。自分の存在が壊れていく。それは、とても怖い。
 「それよりさ、何かあったの?」
 今まで口を挟まなかったジョバンニは、俺のことなんておかまいなしで話を進めようと二人に質問をしていた。
 頭痛で意識が抜けている自分は、二人の会話ただボーと聞くことしかできなかった。
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