Magic of 12



「てか、あんた明日1人で帰れ……ないか」

「いやいや、帰れるから」

学校から家までの道くらいわかるわ

「…うん、あんたが考えてる意味とは違うんだけどね」

「え?」

ポリポリと頭をかく玲架に首をかしげる

「だって、あんた1人だと男んとこ行くでしょ」

「…ん?」

「や、聞いてないふりすんなよ
……あんたってホント怖い」


そう、私は表の顔と裏の顔がある

「まぁ、美咲に一緒に帰るよう頼むわ」

「へーい」


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