以心伝心【完】

お話の続き〜side 真〜


このお話は【以心伝心~相思相愛~】の続きになっております。


圭ちゃんが変態ちっくなので、苦手な方&読みたくない方はUターンしていただいても全然大丈夫です!笑

以心伝心特有のいちゃこらがキツめ、なだけの話でございます(。。*


真ちゃん圭ちゃんのいちゃこらシーンを覗きたい方はどうぞっ!























抱きしめられた腕の中。
意外にも安心してまうあたし。

無意識に溢れた涙の意味。
安心感と孤独感。

ほんまはずっと望んでた。
この日の計画をたて始めたくらいから。

いや、もっと前からかもしれん。
“ルームメイト”から“好きな人”に変わってからずっと望んでた。

あたしのモノになりますように‥‥って。


言葉にするのは恥ずかしいし、卒業間近に控えて今更感満載やし、なにより圭一にその気がないのが見えてた。

夏に一度そんな雰囲気になったけど、その続きがなかった。
あたしの一方的な勘違いっていうか思い上がりだけで、圭一からしたらその場のノリってヤツなんかなって思ってショックやった。

確かにあたしら2人には絶対ありえん雰囲気やったけど流されての行動ならショックも何も幻滅する。
でも期待したのは圭一が吃りながら開き直るようにあたしを“鈍感女”って言うたから。

この言葉でちょっとは期待してもええんかなって思えた。
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