*:｡✡perfect lovers☆｡+

「今日はやけに張り切っちゃってる感じやねー」

実菜果はもともと大阪に住んでいた。

こっちに来てだいぶ経つけど、関西弁は抜けないみたい。

「あのね〜マネージャーらしいことするの！」

「マネージャーらしいこと？なんなん？それ？」

凛は今日する予定の事や昨日キャプテンに言われたことを実菜果に話した。

「えー？！あの篠宮君？！めっちゃイケメンでしかもバスケ部のエースの人やんかーー！」

すごい形相で実菜果が叫ぶ。

「へ？そんなにスゴイの？」

ポケーとした様子でいると

「そりゃもうヤバイでーほら！テストの時の順位！いつも凛と1位、2位争ってる人やで？」

テストの順位とか気にしたことなかった凛にとっては、ちんぷんかんぷんだった。

「へーそうなんだー」