*:。✡perfect lovers☆。+
「ちょっとあんた…いい加減にしてよ?!さっきから聞いてれば勝手に決めつけて!」

「あ?」

声を張り上げた凛をギロりと睨む。

「どうせ自分に自信ないとかプライドとかどーでもいいクソみたいな理由なんでしょ?なにカッコつけてんの?」

女子がクソとか言うのはまずいでしょ。

となると当然…向こうもキレて…

「なんだよお前…?そんなに言うなら俺のバスケのうまさみせてやるよ。」

「やれるもんならやってみなさいよ!どうせできないんでしょ!」
凛はほっぺたをギュッとつままれた。顔をグイッと近づけられて
「言ったな?放課後ちゃんと俺を見とけよ?」
と言い吐いてその場を立ち去った。


見事な売り言葉に買い言葉。

小学生が見ても飽きられそうなケンカだった。

でも凛はほっぺたを押さえながら
(いかんいかん…あまりにもかっこよすぎて少しキュンってしちゃった…いやいや!あいつ顔だけだし!)
自分に言い聞かせた。
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