*:。✡perfect lovers☆。+
倉庫を通り過ぎて水飲み場まで走った。

(大丈夫…大丈夫…思い出さなきゃいんだから…)

凛は小さい頃からなんでも出来た。そのせいか親、周りのからの期待は大きかった。
ホントの気持ちを叫んだのはいつの事だろう?
もう思い出せないくらい遠い昔…

「あ〜何してんだ!しっかりしなきゃ!」

自分に喝を入れるように呟いた。

「独り言でけーんだよ。まぁ態度もでかいもんなー」

(うわっ…1番聞かれたくないヤツ来ちゃったよ…)

「篠宮ちゃんと来たんだ〜私はてっきり逃げ出すかと…」

「あー来たよ。言ったろ?俺を見とけよ?って」

「怜ー置いてくなよ〜」

後田 冬馬(あとだ とうま)が怜を追ってきた。

「後田君!篠宮と友達なの?」
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