*:。✡perfect lovers☆。+
そんな期待もすぐに消えた。

専属の医者から言われたのは凛の心をえぐるような一言。




「もうテニスは出来ません。」




底のない暗闇に突き落とされた気分だった。



そのあとの医者の言葉が入ってこなかったが、あとから母に聞くとスポーツ全般本気でやってはいけないらしい。



じゃあ私は今まで何を頑張ってきたの?
夏休みの炎天下の中での練習もなんやかんやですごい楽しかったし…部活仲間も大好きだった。



これから何を糧に頑張るの?



いくらスタイル抜群容姿端麗で完璧だからと言ってもやりたいことが出来ないようじゃ意味がない。
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