【完】好きだという言葉の果てに
私、月原采明。21歳。芸大3年生。
専攻はデザイン科。
サークルはありきたりだと思うけど、美術部。
そして、さっきから出てくる「彼」というのは、同じ専攻で、軽音部の甲斐彬(かいあきら)名前からもなんとなく伺えるように、言葉通りの優男…。
イケメンだけどチャラくて、でも何故かキラキラとしていて目を離せない、魅力的な人。
そう、天性。
薄い茶色の髪と、左耳のピアスが凄く色っぽくて、頭に来るくらいに似合ってて。
その蕩けるような甘いマスクで、緩く「おはよう」なんて声を掛けられれば、女の子達は忽ち恋に落ちてしまうくらいに。
専攻はデザイン科。
サークルはありきたりだと思うけど、美術部。
そして、さっきから出てくる「彼」というのは、同じ専攻で、軽音部の甲斐彬(かいあきら)名前からもなんとなく伺えるように、言葉通りの優男…。
イケメンだけどチャラくて、でも何故かキラキラとしていて目を離せない、魅力的な人。
そう、天性。
薄い茶色の髪と、左耳のピアスが凄く色っぽくて、頭に来るくらいに似合ってて。
その蕩けるような甘いマスクで、緩く「おはよう」なんて声を掛けられれば、女の子達は忽ち恋に落ちてしまうくらいに。