【完】好きだという言葉の果てに
第8章「君を想うだけで…」 side:佳人

キラリ、輝いて見えた空の中。
浮かんだ一番星、そして薄い月。


この胸に刻んだ誓いは、ずっと生き続けてる…。



「はぁー…」


「なーんで、そんな溜息?…映画、つまらなかった?」



ちょん、と腕の辺りを突いて、下から俺の顔を覗き込んでくる彼女。


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