君(仮)
次の日の朝。

ティアが、霧の森の進行経路を説明してくれた。

どうやら、昨日の話の謎も解きながら進むらしい。

「...でも、その、そいつが出てきたとして、僕達はどう戦うのさ。」

「確かにそこが問題ね。
私たちは、出てきたとしても体はロープで繋がっていて、一緒に行動するのは、難しい。だからと言って、ロープを外すのも危ない。」

「こまったな。」

俺達は、そいつが出てきたときどうやって倒すか、困っていた。

「あ、出てきたらみんな、一旦ロープを外して、倒してから、声を頼りにして集まればいいんじゃない?」

「それしかないわね。
危険かもしれないけど、それ以外に作戦が思いつかないし、決定ね。」

「そうだな。」

そうやって、作戦を立てて、片付けをし、出発した。
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