異世界でレストランのウェイトレスやってます!!
第2章
少々気の強いメイド達から助けられた私は、男の人に手を引っ張られながら跡をついて行く。
「あ…あの、先程はありがとうございました。えっと…」
「ルーウェンだ」
「ルーウェン……さん」
しばらく歩くと、こじんまりとしたお店が見えてきた。ルーウェンがドアを開けるとからんからんとベルが鳴った。どうぞ、と店のなかに案内される。
「好きなところに座って、ちょっと待ってて」
入り口から一番近い席に座る。店内を見回すと、茶色い円形のテーブルと椅子が2、3個並んでいる。また、ルーウェンが入っていった厨房の前にはカウンター席が3、4個あった。
(…そういえば今って何時だろう?だいぶ時間が経ってるような気がする…)
「はい、お腹空いてるだろ?」
「…ありがとうございます!いただきます!」
「っっ!めっちゃ美味しいです!!」
「ははっ!それはよかった」
「ところで君の名前は?」
「私は、白鳥悠美です。」
「…悠美か…。どうやってここまで来たのか話せるか?」
「はい。」
そして、これまでの経緯を話す。
「…なるほど」
何か思い詰めたように考える。沈黙が気まずくなった悠美はずっと気になっていたことを質問した。
「あの…ルーウェンさんって料理人ですか?」
「ん…まぁ、そんなとこかな。一応、この店は俺のものだし…」
「一応…?」
「あ…あの、先程はありがとうございました。えっと…」
「ルーウェンだ」
「ルーウェン……さん」
しばらく歩くと、こじんまりとしたお店が見えてきた。ルーウェンがドアを開けるとからんからんとベルが鳴った。どうぞ、と店のなかに案内される。
「好きなところに座って、ちょっと待ってて」
入り口から一番近い席に座る。店内を見回すと、茶色い円形のテーブルと椅子が2、3個並んでいる。また、ルーウェンが入っていった厨房の前にはカウンター席が3、4個あった。
(…そういえば今って何時だろう?だいぶ時間が経ってるような気がする…)
「はい、お腹空いてるだろ?」
「…ありがとうございます!いただきます!」
「っっ!めっちゃ美味しいです!!」
「ははっ!それはよかった」
「ところで君の名前は?」
「私は、白鳥悠美です。」
「…悠美か…。どうやってここまで来たのか話せるか?」
「はい。」
そして、これまでの経緯を話す。
「…なるほど」
何か思い詰めたように考える。沈黙が気まずくなった悠美はずっと気になっていたことを質問した。
「あの…ルーウェンさんって料理人ですか?」
「ん…まぁ、そんなとこかな。一応、この店は俺のものだし…」
「一応…?」