飼い主はイジワル先生⁉︎
「どう?」

「おいしいです!先生って料理出来るんですね

〜!」

「バカにすんなよ。一応一人暮らししてるんだ

から。荒井は料理出来るの?」

先生こそバカにして…。

「出来ますよ!6年間1人みたいなものでした

から。」

少しの沈黙の後、先生がごめんと呟く。でもね

先生、私決めた。

「大丈夫ですよ、先生。私、もうあんな母親の

為に泣かないって決めましたから。」

「そっか。」

「そのかわり、私が泣きそうになったら側にい

てください。」

そう言うと、先生は私の髪を子供をあやすみた

いに撫でた。

「先生、もうこんな時間!」


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