飼い主はイジワル先生⁉︎
私の不安を消し去るように陸斗が優しく微笑

む。

「オレだけの姫になるんだろ?」

「陸斗…。よ、よろしくお願いします。」

私の左薬指は一瞬にして光り輝いた。だって

、陸斗が優しく指輪をはめてくれたから。

幸せすぎて…言葉にできないよ…。

「みい、オレ、幸せすぎて言葉にできない。



「私も同じこと考えてた。」

2人で微笑みあって、どちらからともなく、

唇を重ねた。

3月14日。月に一度のお母さんとお父さん

に会う日。まぁ、お母さんは卒業式に来てく

れたんだけど。今日はいつもと違う。陸斗も

一緒にいる。
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