飼い主はイジワル先生⁉︎
「うん!住む場所見つかるまで、高木先生の家

に置いてもらえることになったの!」

「・・・えーーーー!!!」

めぐ。あなた、相変わらず声でかい。周りの人

が、私たちを見る。恥ずかしくなったので人気

のない中庭に行った。

「あのね、みい。ママに聞いたけど、うちには

住めないって…。ごめんね。」

めぐが申し訳なさそうに涙目で私を捕らえる。

「ううん、ありがとう!」

めぐの不安を少しでも拭いたくて、精一杯の笑

顔がを見せた。と同時に私は先生に言われたこ

とを思い出した。

「めぐ、私、先生に保健室で待ってろって言わ

れてたんだった。先戻るね。」






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