飼い主はイジワル先生⁉︎
「先生、すみません。めぐ…川井さんは親友で

私の家の事情もわかってたので今一緒に住んで

いること教えちゃいました。」

「別にいいよ。」

ぶっきらぼうに先生が答えると、となりからい

つもでは考えられないほど真剣なめぐの声が聞

こえてきた。

「高木先生、お願いがあります。」

「なに?」

「みいを、先生の家にずっと置いてあげてくだ

さい!」

めぐが深く頭を下げる。な、なにしてるの?

ってか、なに言ってるの?

「え、いいよ。普通に。」

先生?あなたもなにをおっしゃっているの?

しかも、そんなあっさり。困るのだが。

先生が当たり前じゃんって顔してる。

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