飼い主はイジワル先生⁉︎
やっぱり、顔色悪いよ。

「大丈…わっ!!」

大丈夫?って聞きたかったのに。私の身体が

智くんの腕に包まれた。

「みいは高木先生が好きだろ?でも、相手は

先生だぞ?そんな先生と生徒なんてかなわな

い恋諦めてくれない?オレがみいを奪いたい

の。」

「何、言ってるの?智くん、どうしたの?」

智くん、私のこと…?

「そのままだよ。みい、オレはみいが好き。

先生なんかやめろよ。」

智くんが私を…好き?諦めろ?そんなの無理

だよ…。だって、やっと先生とつながったん

だよ?私、諦められないよ…。

「ごめんなさい。私、智くんとは付き合えな

い。」

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