飼い主はイジワル先生⁉︎
「みい、終わりにしよう。」

大切だから。みいにとっての幸せはオレとい

ることじゃないから。もう、終わらないとい

けない。

「先生?なに言ってるの?」

みいは驚いた顔をしている。

「みいは、オレの事もう好きじゃないだろ?

オレじゃお前を幸せにできない。だから、も

う別れよう。」

みいの綺麗な瞳から、滴が溢れる。

「なんで…?先生はなんで私がもう好きじゃ

ないって思ったの?私は先生が好きだよ?」

「ごめん。オレみいの話聞きたくない。明日

からは香李の家に行って。」

ずっと泣いているみいを、抱きしめることも

、なだめることさえ、できなかった。
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