飼い主はイジワル先生⁉︎
「嫌…です。」

みいの意外な反応に驚いた。だって。

みいの目がオレ以上に寂しさを帯びていたか

ら。

「先生…もう私のこと好きじゃないですか?

私はずっと先生が好きですよ?大好きです!

先生がいない間、寂しくて…。私、先生がい

なきゃ嫌です。」

みいは涙でぐちゃぐちゃになりながら、言っ

た。

オレのことが…好き?だって、みいは。

「みい…。でも、加藤に好きって言われて、

キスだって受け入れてただろ?それに、さっ

きも付き合ってるって…!」

「それは!キス…勝手にされたんです。急に

されてびっくりしたんです!付き合ってるっ

て言ったのも智くんが勝手に!」

オレの言葉を遮ってまで、みいが一生懸命話

してくれた。


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