飼い主はイジワル先生⁉︎
「全部…誤解だったのか?」

「はい。私にはずっと、先生しか見えてない

ですよ?」

みいが少し微笑んで言った。みいの方がオレ

より大人っぽくて、悔しくて、恥ずかしくて

、顔を見られないようにみいをぎゅっと抱き

しめた。

「ごめんな?最初から話聞いてれば、こんな

事にならなかったのに。みい、好きだよ?

もう絶対離さないから。」

オレが話すと、みいはオレの耳元で囁くよう

に言った。

「私の王子様は先生だけだよ?」

みいはいつだって、平気で反則技を使う。

もちろん、無意識で。

もっとこうしていたいけど、川井も加藤も心

配しているだろう。

「みい、続きは夜な。覚悟しろよ?」

「ちょっ///へ、ヘンタイ!!」

「はいはい。」
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