飼い主はイジワル先生⁉︎
先生はいつも余裕だから。先生は大人だから

。先生もドキドキしてくれてるのがとっても

幸せだって思うの。

「みい。」

真剣な声で私の名前を呼ぶ。

「先生?どうしたの?」

少し不安になった私は、先生の胸から顔を離

して先生を見上げた。その先生の顔には、優

しさがいっぱいにあふれていた。

「家では陸斗って呼んで?」

「え?は、恥ずかしいよ…。」

一度だけ陸斗って呼んだことがあったな。

あの時だって恥ずかしさで死ぬかと思ったの

に。

「オレだって名前で呼ばれたい。」

先生が頬を染めながら言うから。

本当に敵わない。

「り、陸斗?」

「合格!」

そう言って、わたしに甘いキスを落とした。

「もう起きるよ!陸斗//」
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