おかしなお菓子
その時だった。


目の前に人影らしきものが見えた。


本当に人だったかはわからないが、


私は、それに助けを求めた。


「ハァッ…たす…けて…ッ……ね…ぇ、たすけて…よッ…!」


すると、それは言った。


『よかったねぇ。やっと君の望んでたことが叶うよ?』


望んでた?
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