無限の愛☆永遠の想い☆
三浦主任の家からの帰り道。
斗侑真と繋いだ手から寂しさが伝わって来た。


黙ったまま駐車場に向かう斗侑真の
手をギュツと握りしめた。


「ん…?どうした?」


「斗侑真…子供が産まれたら愛情
いっぱいに育ててあげようね。」


「楓…。」


「私達の子供で良かったって思って
もらえる位に幸せになろうね。」


「……うん。楓…ごめんな。俺の親父の事とお袋の事まだ
何も話してないよな。
後…もう少し時間が欲しい。気持ちの整理が出来たら
必ず話すから…。」


「……わかった。」


「楓…俺から離れて行かないでくれ…。
お前だけは離したくないんだ…。」


「…離れないよ。離れてあげない。」
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