無限の愛☆永遠の想い☆
あっさり話す斗侑真に腹が立った。


私がこんなにも不安なのに
斗侑真は何とも思ってないんだ。


私は窓の外を見つめたまま黙り込んでしまった。


「何.拗ねてんだ。」


シーンとした車内に斗侑真の声が響く。


「別に…。」


無神経な言葉に返す言葉も冷たくなってしまう。


素直に言えればどんなに楽だろ。


でも…言ってもどうにもならない事。


単なる私のわがまま。


わかっているのに…。


「俺はお前の背中と話すつもりは無いんだけど…。」


斗侑真の悲しそうな声に振り向いてしまった。


前を見たままの斗侑真が居る。


さっきまで自分が背中を向けていたのに…。


振り向いた時に斗侑真が見てくれていないと
寂しさで涙が出そうになった。
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