無限の愛☆永遠の想い☆
「わかった…。2週間したら帰って
来るんでしょ?待ってる!!」


なるべく斗侑真を困らせない様に
明るく言ったつもり…。


私は自分が斗侑真が帰った後に
寂しさで泣いてしまう事なんて
すでにわかっていた。


「楓は平気なんだな…。俺はお前と
2週間も会えないと思うと気が変
になりそうになる…。
お前と出会う前は海外出張がこん
なに嫌になる事なんて一度も無か
ったのに…。2週間だぞ…お前は俺
に会えなくて平気なのかよ!!」


私の気持ちも分からずに斗侑真の
言った言葉に悲しくなった。


「平気な訳無いでしょ!!1日でも
会えないと涙が出てくるんだよ!!
2週間なんて考えただけでも自分
がどうなるか分かんない…でも仕
事なんでしょ!?そんな事言える筈
無いじゃん!!自分だけが寂しいって思わないでよ!!」


「ごめん…楓…ごめんな。」


斗侑真がすぐに私を抱き寄せる。


ギュツと抱きしめられて自分の
言った事を後悔する…。


でも言わずには居れなかった。
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