無限の愛☆永遠の想い☆
斗侑真が香港に行った翌日から
私の携帯のメール受信欄が斗侑真
の名前でいっぱいになる。


1日に何件ものメールが入って
仕事中でも私の携帯はブルブルと動き出す。


「今から打ち合わせなんだ。楓は何してる?
ずっとお前の事が頭から離れない。」


「楓.いい子にしてる?仕事以外は
あんまり男と話すなよ。」


「今から寝る。横に楓が居てくれたらいいのに。」


1日の最後のメールは必ず決まっ
たメッセージが入る。


「楓.愛してる。」


たくさんの愛のメッセージ。


開く度に顔がニヤケてしまう。


「緒方.今.香港に居るんでしょ?」


突然の三浦主任の問い掛けに
びっくりしてしまった。


「あっ.は.はい!!」


「観月.携帯見すぎ(笑)緒方から
でしょ?あいつもそんなに暇な
はずは無いんだけど…マメな男だねぇ…。」


ヤバイ…ずっと三浦主任に見られてたんだ…。


「すみません…。」


「ラブラブなんだ。あの緒方がねぇ…。本当.信じらんない(笑)
観月.愛されてんじゃん。」


三浦主任の冷やかしに顔が赤くなってしまった。


愛されてる…。


嬉しい言葉。


早く斗侑真に会いたい。
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