無限の愛☆永遠の想い☆
携帯が鳴った。


斗侑真からだ…。


出たくない。


ずっと鳴り続ける携帯…。


バックミラー越しにタクシーの
運転手さんが怪訝な顔で私を見ている…。


「お客さん出なくていいんですか?」


「…ごめんなさい。」


私は携帯の電源を切る。


目を閉じると浮かんでくるさっきの光景。


斗侑真が女の人と居た事がシヨックだった…。


ずっと斗侑真の幸せを願っていたくせに…。


斗侑真はあの人と居たら幸せ
なのかもしれないのに…。


いざ斗侑真が自分.以外の女の人
と一緒に居ると裏切られた気分になる。


斗侑真は何も悪くないのに…。


私が焼きもちを妬く方が間違ってるんだ。


だって私達はもう別れてしまったんだから…。


裏切りでも何でも無い…。


もう忘れよう…。


忘れなくちゃダメなんだ…。
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