無限の愛☆永遠の想い☆
「観月.午後から大丈夫? なんなら今日は早退してもいいわよ。」


まだ体の震えは止まらない。


でも家に帰って一人で居る方が
余計に恐怖が甦ってくるだろう。


今は一人で居たくない。


仕事をしている方が少しでも気が
紛れるような気がした。


「大丈夫です。」


「そう?じゃあ…気持ちを切り替えて頑張りなさい。」


午後からはなるべく昼間の出来事
を思い出さないように仕事に集中した。


時折.頬の痛みが集中力を妨げる。


「楓…大丈夫?だんだん腫れが酷くなってる。冷やした方がいいよ。」


トイレに行って鏡を見ると左側の
頬に手形の後がうっすらと残っていた。


ハンカチを濡らして冷やすも頬に熱を感じる。


「最悪…。」


いつまでも冷やしている訳にも
いかず気休め程度に冷やして仕事に戻った。


「ちょっと落ち着きなさいよ!!
相当怖かったみたいだけど今は
落ち着いてるから大丈夫よ!!
待って…帰って来たみたいだから
本人に直接聞きなさい。」


三浦主任が手招きしている。


私…?
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