無限の愛☆永遠の想い☆
私の頬をゆっくり摩ってくれる。

「怖かっただろ…。」


やっと私は斗侑真に甘えられる。


自分一人で頑張らなくていいんだ…。


「うん…怖かった…斗侑真助けて
って心の中で何度も叫んだの…。
怖かった…凄く怖かったんだから!!」


「楓…ごめん…ごめんな。」


私の涙をそっと指で拭ってくれる。


別れてから自分で拭っていた涙を
今は斗侑真が拭ってくれる。


お互いの事を思って別れてしまった私達。


もっと早くどちらかが素直に想いを伝えていれば幸せはこんなに近くにあったのに…。


「好きだから別れる。」
その言葉を自分に照らし合わせていた私達…。


そうじゃない…。
好きだったら別れちゃいけないんだよ。


離れてわかった事…。
好きで別れたら一生後悔が残ってしまうんだ。


二度と後悔はしたくない。


もう絶対に離れない。


何があっても離れない。


私は死ぬまで斗侑真に付いて行くと決めたから…。
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