無限の愛☆永遠の想い☆
「いらっしゃいませ!!」
相変わらず威勢のいい声
に笑みがこぼれる。


斗侑真の後ろから颯太さんのお店に入って行く。


「おう。遅かったじゃねぇか。残業だっ…楓ちゃん!!」


颯太さんが私の顔を見て驚いている。


もちろん颯太さんは私達が別れて
いた事も知っていただろう。


驚くのも無理はない。


「お久しぶりです。」


「あっ.あぁ久しぶり!!」


「斗侑真…お前…。」


颯太さんが斗侑真を見る。


「やっぱり諦められなかった。
颯太…俺達もう大丈夫だから。」


「そうか…良かったな。」


二人の会話に深い意味が込められ
ていた事を私は二人から聞く事になる。


店の奥に入った私に颯太さんが
お父さんの事故の事を話してくれた。


「俺と恭一.二人で見たんだ。
斗侑真に聞いた時は信じられなくて…。
楓ちゃん.斗侑真は何も悪くねぇんだ。
コイツも嫌な思いたくさんしてさ…。」


「颯太さん…分かってます。
私は一度も斗侑真の事憎いと思った事なんてありません。
反対に離れてみて前.以上に斗侑真の事が好きです。」


「颯太.心配掛けたけど俺達もう絶対に離れないから。」

颯太さんが笑って何度も頷いていた。
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