無限の愛☆永遠の想い☆
「斗侑真!!」


楓が店から出て来て俺の名前を呼ぶ。


俺は条件反射の様に両手を広げた。


楓が嬉しそうに俺の元に走って来る。


昔と変わらない楓の行動はまた
俺の胸を痛くする。


俺の胸に飛び込んで来た楓を
しっかりと抱きしめた。


そんな俺の胸に顔を埋める楓が
愛おしくて人目も気にせずにより
一層抱きしめる。


「なんか…懐かしいな。
楓の顔見たら自然と両手広げちやった。(笑)」


「私も斗侑真の姿見て懐かしくて…嬉しい…。」


どうして楓はこんなに可愛いんだろう…。


どうして楓に対してこんなにも愛する事に終わりがないんだろう…。


愛おしくて仕方がない…。


「あっ!!翼が居るんじゃ…また冷やかされちゃう…。」


楓が急に車の中を覗く。


「大丈夫だよ。(笑)
翼はおばあちゃん家でお留守番
するって言って来なかったんだ。」


「そうなんだ…。(笑)」


「楓…翼には見られなかったけど
他のたくさ〜んの人達には俺達の
ラブシーン見られちやったみたいだよ。(笑)」


俺達の周りにはたくさんの人だかり。


楓はそれに気付くと顔を真っ赤に
して俯いてしまった。


本当に可愛い奴…。(笑)
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