私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
その外人さんは思い出したように私に一枚の紙を見せる。
四つ折にされたその紙には
地図が書いてあってこの近くの家だった。
道に迷ってたのかな、、?
私は分かりますと頷くと
外人さんに道案内をした。
背の高いその人は
見上げると更にルイ君に似ていて
もう一度その紙に目を落とした。
、、、、これってこの家って、、
そうだよね?
なんて考えた時にはその家へと着いていた。
『ァ!ココダ!』
外人さんは表札を見てニコッと笑う。
アリガトウ!