私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
そうお礼を言われる私は見慣れた家のまえで
しどろもどろに返事をする。
『で、では、、』
早く帰ろう、、
そう思い挨拶をして離れようとした私。
『マッテ!チョットマッテ!』
外人さんに止められてしまった。
チャイムを押してたその人は
中から出てくる人とハグを交わした。
そして
『ナオ、コノコ、ミチオシエテクレタ』
『そうなの?』
丁度、塀の高さで玄関に立ってた女の人が
見えなかった私。
一歩外に出てヒョイッと顔を出した女の人と
バッチリ目があう。
綺麗な人だ、、
『あら、可愛い。ルイと一緒の学校の子ね』
『あ、、、えっと、、』
女の人からでたその名前に
分かってたけど私の胸はドキッとした。
ルイ君のお母さん、、