私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる


『おはよ』


『おはよっ、、てどしたの?その目』


『えへへ、、、やっぱ分かっちゃう?』


昨日泣いて、そのままだったから
腫れてしまった目を隠すように伊達メガネ
をかけてきたんだけど

みさりんにはやっぱりバレてしまった。



『なにがあったの』



前の時よりも真剣に

前の時よりも強く聞いてきたみさりんに
隠し事なんてこれ以上続けれなくて


教室を抜け出して保健室で二人きり
話を聞いてもらった。



"うん、、うん、、"


そう相槌をうちながらゆっくりだけど
聞いてくれるみさりん。


涙腺が緩くなるのを耐えながら
頭の中を整理しながら話す



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