私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる




でも分からない。と言われたのは




なにより苦しい。




答えを出してなんて言えない



好きだと言ってほしい。




我儘な気持ちはどんどん溢れてくるのに



言わないのは嫌われたくないから。




私らしくってなんだっけ、、




私ってどんなんだった?





ギュっーー、、




泣き顔を、、涙を見られないように

手で隠してた私は

温かい体温に包まれる。






『ごめん。抱きしめてごめん。』




優しい声で


なだめるような声で


ギュっと抱きしめてるルイ君の手の力が強くなる。




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