私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
考えれば考えるほどルイ君の新たな部分を
見たくて思ったより苦じゃなくなってきた。
自分が走るぶんにはとんでもなく嫌だけど、、
休みたいくらい嫌だけど、、
休んでしまうとルイ君が見れないからね、、
そして嫌だけど楽しみな変な気持ちのまま
体育祭当日。
『頑張れーーー!』
『走れー!』
体育館に響くみんなの声。
すごいなぁ、みんな本気だしみんな楽しそう。
私も運動得意だったら楽しめたんだろうなぁ
『頑張りなよー次葵でしょ』
待機場所で待つ私に同じく待機場所で待つ
みさりんが声をかけてくれた。
『みさりぃん、、』
『松崎に笑われないように必死で頑張りなよ。』
うぅ、、
転けたりなんてしたら絶対笑われるし
ルイ君に見られたら、、
なんとしても走りきらないと、、