私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『あ、松崎』
『えっ!?』
項垂れてた私の耳にルイ君の名前が届き
勢い良く前のめりになる。
ルイ君だ!
体操服姿のルイ君、、
レアだ!
写真撮りたい!
ウズウズする気持ちをなんとか抑え
スタート位置に立つルイ君を凝視する。
ピーーーッ!
笛の合図と友に
『ルイくーーーん!』
『キャーーっ!頑張ってぇぇ!』
ルイ君に対しての黄色い声援がどこから
ともなく聞こえてくる。
さすがルイ君。
私も、、
応援しなきゃ!