私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『ルイ君ーー!頑張れーー!』
こんな広い体育館。
それにファンの子達の声援の中で
私の声だけが届くわけもないけど
それでもやっぱり負けたくないし。
応援するのは自由だもんね。
クラスの何人かのファンの子達からは
すーっごく睨まれたのは気づかないフリ。
『はぁぁ~、、、カッコイイ、、』
ゴール地点。
体操服で汗を拭うルイ君。
ちらっと覗くお腹がもうまた最高、、、
『へぇ、、足速いのね松崎』
横で呟くみさりんは私のニヤける顔を見て
"顔キモいよあんた"
なんて言葉を親友の私に振りかける。
でもそんなことお構いなしで
ニヤける顔が止まらない。。
一位の旗の立つ場所に座るルイ君。
こっち見ないかなぁ、、
なんて、、