私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『ただいまー』
靴を脱ぎながら大きい声でそういう。
その瞬間にバタンッと開く廊下の先のドア。
そしてバチッと目が合う私とルイ君のお母さん。
『お、おじゃましみゃす』
ペコっとお辞儀をする私。
噛んじゃった。
絶対ルイ君呆れてるよ、、
『いらっしゃい‼︎入って入って~』
おいでと手招きするルイ君のお母さんは
やっぱりどことなくルイ君に似てて
とても綺麗な人。
ルイ君に続きリビングの方へと案内してくれる。
中に入ると真ん中に机と椅子があって
座って座ってと椅子をひいてくれる。
可愛らしい内装がとても素敵な部屋だなぁ。
横にルイ君、目の前にお母さんが座る。
うー、、また緊張してきたかもしれない、、。
『葵ちゃん?だったわよね』
ニコニコと笑顔で話しかけてくれるお母さんに
笑顔がルイ君に似てるなとそう思った。
『はい!』
『やっぱ可愛いーわねぇ~』
『え?!いや、、そんなことないです』
『謙遜しちゃって~とても可愛いわ』