私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



『ただいまー』


靴を脱ぎながら大きい声でそういう。


その瞬間にバタンッと開く廊下の先のドア。


そしてバチッと目が合う私とルイ君のお母さん。



『お、おじゃましみゃす』


ペコっとお辞儀をする私。

噛んじゃった。

絶対ルイ君呆れてるよ、、



『いらっしゃい‼︎入って入って~』


おいでと手招きするルイ君のお母さんは
やっぱりどことなくルイ君に似てて
とても綺麗な人。



ルイ君に続きリビングの方へと案内してくれる。
中に入ると真ん中に机と椅子があって
座って座ってと椅子をひいてくれる。


可愛らしい内装がとても素敵な部屋だなぁ。



横にルイ君、目の前にお母さんが座る。


うー、、また緊張してきたかもしれない、、。


『葵ちゃん?だったわよね』


ニコニコと笑顔で話しかけてくれるお母さんに
笑顔がルイ君に似てるなとそう思った。


『はい!』


『やっぱ可愛いーわねぇ~』


『え?!いや、、そんなことないです』


『謙遜しちゃって~とても可愛いわ』



< 151 / 183 >

この作品をシェア

pagetop