私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



可愛い攻撃に私はだんだんと顔が赤くなる。


その私に気づいたルイ君が


『なんかお礼したかったんじゃなかった?山川困ってんぞ』



そう助け舟をだしてくれた。


あ、そうそう!

と思い出した用に手を叩き
席を離れる。


戻ってきたお母さんは


『はい、これあの人が選んだんだけどよかったら使って欲しいなって』



差し出されたのは
可愛いくラッピングされた袋。



開ければ?とルイ君に言われ破れないように
ゆっくり開ける



『可愛い、、』



袋からでてきたのは可愛い桜の絵の入ったペンケース。


それと『ありがとう』とぎこちないかんじの
平仮名が書かれた紙が入っていた。


『あら、あの人そんなの書いてたのね』


その言葉にその紙に心があったかくなった。


『ありがとうございます、、嬉しいです』


『いーえー、こちらこそありがとう』


大切に使おう、、



汚れないようにもう一度袋に入れ直す。



『あ!それとそれと~』


とまた席を離れるお母さん。


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