私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



ドキッ、、



その言葉が"甘いものが"だと分かっていたけど

頭の中で"私のことが"

に勝手に変換されてしまった。


胸がギュっーと掴まれた感じで
ドキドキと反応してしまう。


私を見ながらルイ君が言うから、、

好きだよ、、なんて言うからだよぉ、、


責任をルイ君に擦り付けようとする私。


『そ、そうなんだぁ~』


隠すように返事をする。

こんなこと思ってしまったなんて知られたら
きっと引かれる、、。



『あらあらあら、、』



お母さんのその言葉にドキッとする私。


『あらぁ〜、えーそうなの~?』



なんて私とルイ君を交互に見ながら
笑顔で両頬に手を当てる。


う、、


なんか私の気持ちがばれちゃったような
そんな気がしないでも、、ない、、。


『なんだよ』


ルイ君がぶっきらぼうに言う。


『なるほどねぇ、、いいわねぇ青春て』



『はぁ?』



えー、、と

やっぱバレてしまったみたい。












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