私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『へっ、、?!そ、そんなことないよ』
可愛い
の一言にびっくりする私は
思わず顔を谷梨君から背ける。
『えー、、可愛いと思うけどなぁ』
『あ、ありがとぅ、、』
恥ずかしい言葉をサラッと言う谷梨君。
告白された時のことも思い出し
2重に恥ずかしくなってしまった。
『じゃあ俺先行くな!』
そう言って少し駆け足で学校の方へと向かう。
慣れない事を言われるのは結構恥ずかしい
ものなんだな、、
と実感。
『、、、なに、仲良いんだな』
『えっ?あ、あーうん。ちょっとね、話すくらいはするかな』
告白されたことは言わない方がいいよね
谷梨君にも失礼だし。
そう思って隠して答える。
その返事に、ふーん。
と返事が返ってくる
『可愛い、、ねぇ、、』
ボソッと呟くルイ君は
チラッと私を見る。
じーっと見つめてくるルイ君は
なかなか視線を外さなくて戸惑ってしまう