私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる

だからこそ


もっともっと知りたいし
知ってもらいたい。

友達っていうのが一番良いと思うから。




『､､そんなこと言うのはあんたが初めてかも』



フッと笑みをこぼすルイ君は
どことなくさっきよりは普通に笑って
くれた気がした。


んだけど、、


『でも、俺は寄ってくる女の子達って全員同じにしか見えないけど？』


ファンの子達と接してる時のルイ君の笑顔で
そう一言


んー、、。

またキツイ。



でも葵はめげないんだな、残念ながら。


『いいよ、何度だって言うよ。好きって！』


『あんた、面白いね。じゃあ俺はそんなしつこい君が嫌いだ』



『き、嫌い、、ですか、、』



まさか、まさか嫌いって言われるとは
思わなかった。


少し、いやだいぶ胸が苦しい、、。


それにふと思った事

一人称が違う気が､､､する。


ファンの子達には思い返せば"僕"だったような



『あれ？もしかして、、傷ついた？』