私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『はぁぁ。じゃあもっともっと頑張りな、それで松崎を知ってから諦めな』
『えーー、、諦めるの前提?』
『だってあんなに女いんのに誰とも付き合ってないんでしょ?まず女が好きなのかも怪しいよね』
そ、そっちの線は考えてなかった、、。
確かにみさりんの言うのも一理あるかもしれない。
『それでも私、アタックし続けるよ』
『、、、葵のそういう所はいい所なんだけどね。
ま、頑張りなよ』
呆れながらも笑って
後押しじゃないけれどそう言ってくれて
話を聞いてくれるみさりんはいい友達だと思うよ。
めげない。
それだけが取り柄ならそれをちゃんと
活かさなきゃ。
ってことで学校が終わり
私は先回りして
はい、ここはそう。
ルイ君のお家の近くです。
そう、出待ちならぬ帰り待ち。
ファンもさすがに家帰ってまでも
外で待機はしないはず。
だってこの間もファンの女子居なかったし。