私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『ルー君っていうんだ?その猫』
『うわっっ!!』
まさかと思ってた声がして
体が飛び跳ねるくらいびっくりしてしまう。
家の前で私服姿のルイ君は
門のところでもたれかかってる。
私服姿!
レア!
写真撮りたい!
っていう願望はとりあえず抑えよう。
『なに?そのお化けが出たみたいな反応』
『え?いや、びっくりして』
『ま、いいけど。その猫良くなついてんね』
ルー君のことだよね。
他に猫居ないしね。
私はルー君を撫でながら
『可愛いよね。この目ルイ君に似てるんだぁ』
『、、それでルー君』
『あ、わかった?そぉ。ルイ君に似て綺麗な青い目してるから』
『そんなに好きなんだ俺の目』
じっと見つめてくるルイ君の目は
本当に綺麗で引き込まれる。
胸がどきどきして変になる。