私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
好きな食べ物でも聞こうか、、
なんて面白くなさそうな会話が
広がらないような話の種を探しだしてた私は
ルイ君のその言葉に戸惑った。
『え、あ、、うんー。』
確かにあの時ルイ君も居たよね
そりゃあみさりんあんなに怒って
連れて行くんだもんね気にはなるか、、。
でも、、本人目の前にして理由なんて
いえるわけがない!
貴方が好きで嫌がらせ受けてますー
なんてさ。
『あんたの友達が叩いたって聞いたけど』
『みさりんは悪くないよ!、、悪くない』
まさかその事まで知ってるとは思わなかった
から少し、、びっくりした。
でもまぁ、リーダーの子がルイ君に言わないとは
思わないけど。
『、、あ、ごめんね、つい』
無言のままのルイ君と目があって
私はつい俯いてしまう
勘違いはされたくないけど
でもいきなり大きい声出すなんて
恥ずかしいし、やってしまった、、。
変な奴と思われたかも?
嫌われてる時点で心配しないでいいかも
しれないんだけどさ。
『別に、、そんな興味ないし』
『そっか、、』
なんて返事すればいいか分からなくて
そっかと答えた。
また気まずい空気のまま
少し歩き続けた。
もう一度さっきの話しを切り出すべきか
違う話を言うべきか。
『あんたはさ、、』
先に切り出したのはまたルイ君だった。
ルイ君は足を止めて