私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



フリーズしてしまった。




二日目は帰り道ファンの子達に
囲まれてるルイ君に向かって


『ルイ君!バイバイ!』


そう頑張って声をかけた。



のに



『うるさい』



そう微かに唇が動いていて
周りのファンの子達はクスクス笑ってる。



あれ?デジャヴ?




三日目は、、、



声すらかけさせて
もらえませんでした。



あれ、お近づきになったのでは?




うん、面白いって言われたもん。



でもこれって前より酷くない?



それはきっと気のせいだ。




なんて思えない、、。




なんで?




どうして、どうして?




『みさり〜〜んっ、、なんでよぉー』



『いや、とりあえず椅子に座れよ』



『はいっ、、』




みさりんの鋭い目に私はスッと椅子に座りなおす。




怖い、、。




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