私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『、、まぁ放課後ならいいよ』
『えっ!』
『えぇ!?』
私とファンの子達の声が重なる。
まさかの返しに聞き間違いかと思うほど、、
でもファンの子達の反応でそうじゃないと分かった。
それだけ言うとルイ君は教室へと戻ってしまう。
驚きながらもファンの子達も続いて行く
違うクラスのファンの子達は私を睨みながら
戻っていった。
その後も同じクラスのファンの子達には
授業中に痛い視線が突き刺さり
休み時間トイレに行くだけで睨まれ
当の私は未だにルイ君からの言葉を
嘘じゃないよね?
と疑っていた。
そして悩みながらも放課後のチャイムが流れ
とりあえず私はルイ君の教室へと足を運んだ。
もちろん、ファンの子達も。
『あんたなんでいんのよ』
『帰りなよ』