私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる
『でもね、近づけない時でもえっと、ルイ君の友達のほら、茶髪の、、』
『直人、、』
『そう!小林直人君!その子と話してる時のルイ君の笑顔見て癒やされてたけどね!』
いつもの笑顔じゃなくて
優しくて無邪気に近い笑顔が可愛かったし
カッコ良かった!
『え、やっぱストーカー?』
『えっ!違うよぉ』
確かに喋りたくてルイ君探したり
帰るときに後追ったりしてたけど、、
『じゃあ変質者?』
『酷いぃ、、』
『ふっ、、』
ん?
『もしかして笑ってる?』
ルイ君は右手を口の前に当ててる
髪の毛と背の高いルイ君だから顔が見えづらい。
覗きこむ私は
"うるさい""笑ってない"
そんな言葉が来ることを身構えてた。
『あんたって、、やっぱ面白い』
私を見て隠すわけでもなく笑う。
怖い目で睨んで来ると思ってた私は
ドキッ
と高鳴る胸を押さえた。
イタタタ、、
キューッとなる胸は治まらないくらい
ドキドキしてしまう。