私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる


『あっそ、、』



『ルイ君ってさ、、私の事そんなに嫌いじゃない?』



つい、聞いてしまった。

考えれば考えるほどそんなに嫌われてないんじゃないかな?

そう思ってしまったから



『、、、さぁな』





"嫌い"


そう返ってくると思ってた私。


嫌いじゃないのかも、、なんて思ってても
頭の中はそんな甘い訳がないと思ってた私。


だから


"さぁな"


と返ってきた言葉に反応出来なかった。


頭の中でもう一度ルイ君の言葉を再生して
数秒後、理解した。



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