自殺取り扱い説明書
反射的にフェンスを掴み、後ろを振り向くと
そこには
高身長でかなりイケメンな全身真っ黒のスーツを着た銀色の髪の男が屋上の、ちょうど真ん中に立っていた。



「ひぃえっ。」

深雪は不審者かと思い滑稽な悲鳴が出た。





「ああ、すみません。驚かせてしまって。
私、怪しいものではごさいません。
私、死者捕獲社の社員クロと申します。」
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